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若返り脂肪注入教室

1時間目:脂肪を注入してどうやって若返るの?


自分の脂肪を気になる部分に注入して輪郭(りんかく)を整えようとするのが
アンチエイジング若返り脂肪注入の目的です。
治療そのものが簡単ですから、手術というよりも処置という感じで受けられるので、
治療を受けるのに抵抗感がないっていう人も多いんです。それでいて結構効果も高いんです。
アンチエイジング(若返り)のための脂肪注入法では、次の3項目がポイントです。

1.どこに注入するか?
2.どういう脂肪を注入に使うか?
3.どういう人が向いているか?


それでは、順番に解説していきます。


1.どこに注入するか?
注入箇所と原理
脂肪注入法によってアンチエイジング(若返り)効果が期待できる部分は、しわによって皮膚に溝が出来ている部分、
もしくはくぼみによってその部分がこけて見える部分ということになります。
皮膚の弾力がなくなったことによってできた細かいしわや、たるみによって垂れ下がってしまった部分には
効果は期待できませんが、くぼみや深いしわには脂肪注入法は治療の良い適応です。



2.どういう脂肪を注入に使うか?

アンチエイジング(若返り)脂肪注入の治療では、自分の脂肪しか使うことは出来ません。
他人の脂肪を注入しても拒絶反応を起こしますので生着(せいちゃく)しないですし、
感染症のことを考えると安全な方法ではありませんから、
他人の脂肪を使って脂肪注入を行うことは絶対に不可能です。
ということは、注入に使う脂肪を自分の体のどこかから取ってこないといけないわけですが、
自分の脂肪であればなんでもいいというわけではなく、
良質の脂肪を使うことがとても重要になります。良質の脂肪というのは、
“脂肪細胞に傷がついていなくて”、“脂肪の粒が細かくて”、“線維性の成分が含まれていなくて”、
“体液や血液などの不純物が入っていない”脂肪のことです。
したがって脂肪を取ってくる時は愛護的に脂肪を採取し、
注入に使う脂肪の量よりも多めに脂肪を採ってきてその中から脂肪注入に適する
良質の部分を選別し、何度も洗浄をして良質の脂肪を確保することになります。

丁寧に脂肪を採取し、 注入に適する良質の脂肪を選別し、 何度も洗浄をくり返して、線維性の成分や血液、体液を洗い流し、 良質の脂肪を確保します。

注入に使う脂肪を採ってくる部分のことをドナーといいます。
ドナーは太もも、もしくはお腹であることが多いのですが、
どちらから脂肪を採ってくるかについてはカウンセリングの際に担当医が診察して
患者さんに説明するようにしています。
アンチエイジング若返り脂肪注入の治療で必要となる脂肪はそれほど多くの量を必要としないため、
よほど細い方でない限り治療を受けてもらうことが可能です。



3.どういう人が向いているか?

アンチエイジング若返り脂肪注入法は、健康な人であれば誰でも治療を受けることができますが、
治療を受けないほうがよい人もいます。
血液の止まりやすさに異常がある人、注入を行う部分に炎症がある人、糖尿病の人、
妊娠中、授乳中の方は治療が受けられません。
この治療法はしわによって溝になった部分や、くぼみのせいでこけたように見える部分に有効です。
部位別に表を作ってみました。

部位 特             徴 オススメ度
上まぶた 上まぶたのくぼみ部分に脂肪を注入してくぼみを治します。くぼみがあると老けて見えたり、
二重まぶたのラインが三重になったりすることがありますが、脂肪注入によって
くぼみを改善させることができます。患者さんによっては1回の治療では効果が不十分で
2回くらいの注入が必要になることもあります。
上まぶたは腫れが目立ちやすい部分でもあるので、処置後間もない時期は
腫れが気になることがあるので、はじめのうちはメイクでカバーするようにします。
★★★
下まぶた 目の下のクマが気になる場合、その原因が目の下のくぼみによるものであるなら、
脂肪注入によって治すことができます。効果は大きいのですが処置後に
内出血(青あざ)ができやすい部分でもあるので、内出血が出た場合は
メイクでカバーするようにします。
★★★
鼻唇溝
(ほうれい線)
八の字状にできたしわの部分は溝になっているので、溝に沿って脂肪注入を行い、
溝を下から盛り上げることでしわを改善させます。効果は大きいのですが、
患者さんによっては1回の処置では効果が不十分なこともあり、
2,3回の処置を行ったほうが良い人も中にはいます。
★★★★★
口角(口元) 下唇の斜め外側にできた線を脂肪注入によって埋めます。この部分は会話や食事で
よく動く部分なので、1回の注入では満足できないことが多く、何度か処置が
必要になることが多いです。程度が大きい場合は脂肪注入ではなく
フェイスリフトを受けたほうが良いこともあります。
★★★
頬がこけてやつれて見える人の場合は、くぼみの部分に脂肪注入を行って
頬をふっくらさせることができます。頬は範囲が広いので処置直後はむくみの影響で
顔が大きくなったように感じることが多いのですが、
1回の治療で満足できる人が多いので、患者さんの満足度が高い部分です。
効果が物足りないと感じる患者さんの場合は、2回目の処置を検討したほうが
良いこともあります。
★★★★★
コメカミ コメカミ部分にくぼみがあると頬骨が横に張って見えるので顔のバランスを整える目的で
行います。コメカミ部分は皮膚が硬いので、1回では効果を得にくく、何度かの処置が
必要になることが多いです。
★★