HOME >

美容外科フォレストクリニック院長による美容整形情報や美容外科医が感じていることに関するコラム集。
美容外科で行なう治療には色々な選択肢があり、患者さんの期待されている効果や治療によるメリット、デメリット、予算なども考慮して、治療を受けた患者さ んが最終的に一番満足できる方法を総合的に考えて選択するのですが、仕上がりまでの期間が短く、効果も抜群で費用も安い方法が患者さんにとっては良いのだ ろうと思いますし、僕もそういう方法があるならそのほうが良いと考えています。
しかし、実際にはそうもいかないのが現状なんですね。
カ ウンセリングで、患者さんから『手術は嫌なんです!そのかわり効果もそこそこになることは承知していますから注射でチュッとやってください!』と相談され た際に、よく話を聞いてみますと、期待されている効果のレベルはそこそこどころではなく、最大限であることがあります。(結構多いんですよ)
そ の時は、「そこまでの効果を引き出そうとすると手術でないと難しいのです」と説明するのですが、ある患者さんが『切らないとダメですか…。外科の先生はす ぐに切り刻もうとするから〜(笑)』とおっしゃったことがありましたので、「切りはしますけど、患者さんを刻んだりはしていませんよ(笑)」と僕も返させ てもらったことがありました。(笑)
その患者さんには、得られる効果と治療に伴うデメリットも含めていくつかの方法を提案させていただき、結局、手術による方法を選択されたのですが、あれほど切るのは嫌だとおっしゃっていたのに、『これで正解だった』と仕上がりをとても喜んで下さったのです。
経過中でまだむくみが残っている時も診察のたびに『うれしい、うれしい』と言って下さるのですね。「まだ仕上がりではないので、もっと自然になりますよ」と言いますと、『これ以上になりますか?!どうしよう〜、ホホホホホー』とおっしゃいます。
その患者さんの経過は他の患者さんと比べても通常の経過でしたから、「他の患者さんも本当はこのくらい喜んでくれているけれど、照れて僕には言わないだけか、言うのが面倒なだけだな」と勘違いしてしまうくらいでした。(笑)そのくらい満足してくださったのです。
きっと、『はじめは手術なんてとんでもない!』と思っていたけれど、思い切って受けてみれば効果のほうが実感できたから嬉しいということだったのではない でしょうか。簡単な方法で受けられることも大事かもしれませんが、せっかく受けた治療に満足することの方がもっと大事だと思いますし、予想していたほどの 大げさな治療ではなかったということもあります。
美容外科の治療は、思いつきや勢いだけで受けてはいけない(じっくり検討することが大事)ですが、効果を得ようと思って頑張ってみるかと決めたなら、『思 い切り』も必要だと思うんですね。治療後に喜んでくれている患者さんを見ると、「いいなあ、僕も脂肪吸引とたるみ取りを受けたいなあ」と思うことがありま す。(笑)自分で自分のことを手術するのは体勢的に困難で無理でしょうからあきらめるしかありませんが、『受けてよかったよ』と患者さんに感じてもらえる 医療をこれからも続けていきたいと思います。