
美容外科フォレストクリニック院長による美容整形情報や美容外科医が感じていることに関するコラム集。
僕は自分の患者さんがどうすれば安心して治療を受けることができて、結果にも満足してくれて、『ここで受けて良かった』と感じてもらうことができるだろうかということを大事に考えてきました。
僕が担当させてもらった治療の効果によって、僕たちの患者さんが喜んでくれて、治療後に来院された時やメールで『ありがとう』と言ってもらえたときは、患者さんが感じてくださった満足感以上の満足感を僕が感じています。(笑)
時々、患者さんから、『先生やスタッフの皆さんが親身になってくれたから安心できました』というお褒めの言葉を頂くことがあります。
もちろん、褒めてもらえたことは素直に嬉しいのですが、「親身」という言葉がいつも引っかかるんですよね。(笑)僕からすれば、「とんでもないです!全然親身になんかなってないです。全部自分のためなんです」って感じなんですよ。
僕は「親身になる」ってそんな簡単なことじゃないと思うんですね。
僕やスタッフが患者さんと接する時間って、カウンセリング、手術、手術後の通院の時などをすべて含めても、実際には長くても数十時間じゃないでしょうか?
たった数十時間のふれ合いで僕が自分の患者さんのことを完全に理解しているなんてとても思えないですし、数十時間の短いお付き合いの中で、僕たちが自分たちの患者さんにできることを精一杯するくらいしかできないと思っています。
ですから、「親身になってくれた」なんて言われると恥ずかしくて恐縮してしまいますし、僕からも自分の患者さんに「親身になって頑張らせて頂きます!」な んておこがましくて絶対に言えません。イメージでいえば、海外旅行でニューヨークに1週間滞在した経験をもって「ニューヨークってところはさぁ〜」と ニューヨーク論を語ってしまう感じでしょうかね。余計にわかりにくいですか?(笑)
『親身になってくれてありがとう』と褒めてくれた患者さんも、僕やスタッフがさせて頂いたことに対して『期待していたよりも手厚くしてくれたじゃないか。やるじゃないか。』という意味で『親身になってくれた』と評価してくださったのだと解釈しています。
僕たちの仕事は患者さんに満足してもらうことですから、満足してもらうことが自分たちの満足につながるのですね。
同じ仕事をするなら、満足感を得たいと思うのは誰も同じだと思います。だから自分たちが満足するためにも、僕たちの患者さんには出来る限りのことはさせてもらうようにしているというだけのことなのですね。
とは言うものの、『先生は患者さんに親身になれないってコラムに書いていたから、先生以外のスタッフの皆さん、親身になってくれてありがとう』なんてことは言わないでください。(笑)僕にも面と向かって時には褒めてくださいね!いい仕事しますから!(笑)