
美容外科フォレストクリニック院長による美容整形情報や美容外科医が感じていることに関するコラム集。
夏休み期間中は二重まぶた(埋没法)の手術をお受けになる方が多かったです。
脂肪吸引(顔以外)や豊胸術であれば、手術を受けたとしても患部は服で隠せる部分なので、腫れているから他人の目が気になるということはないのですが、目はそういうわけにもいきませんよね。
手術前のカウンセリングやメール相談では、腫れについて質問されることも多いのです。
『どれくらい腫れますか?』
よくいただく質問です。
僕がさせていただいている回答は、「期待していた二重まぶたよりもはじめは幅が広いと感じられると思います。ほとんどの方は外を歩けないほどの状態になる わけではありませんが、それでもお受けになった人にとっては自分のことだから周りの人が気にしなくても自分自身は気になってしまうものではないでしょう か」という感じです。どっちつかずの曖昧な答えで、これでは質問の答えになっていませんよね。(笑)でも、本当にそれくらいしか言えない面もあるのです。
ほ んの少しのむくみでも、気にする人にとっては生きていけないくらいの腫れと感じてしまうでしょうし、反対に、手術直後に僕から見ても少し腫れが大きいかな と感じる方でも、『これで腫れている状態ですか?帰りに買い物してはいけませんか?』なんて言って下さる患者さんもおられるのです。
要は、とらえ方の差なんですね。
プチ整形といっても手術に変わりはないと考えていた人は、腫れていないと感じる。
プチ整形だし、雑誌にも“腫れない”“痛くない”とよく書いてあるからと気軽に受けた人は『あり得ない腫れ』と感じてしまうということではないでしょうか?
また曖昧な表現になってしまって申し訳ないのですが(笑)、“個人差”もあるのですね。
手術は機械を組み立てる作業とは違うので、同じ治療を行っても同じ経過をたどるとは限りません。経過が早い人もいれば、時間を要する人もいるはずですね。
確実に言えることは、期間の長さに個人差はあるだろうけど、それらは経過であって、結果ではないということです。せっかく頑張って受けたのに、仕上がりまでの経過を気にしても仕方がないと思うのです。(そう言われても気になるものだと思います)
ありがたいことに、僕の患者さんにはそういう人は少ないのですが、他のクリニックで手術を受けて2時間後にフォレストクリニックに飛び込んでこられた方が おられたので、はじめの相談の段階でじっくり説明をすることって大事だなと思いました。その方は相談中も泣いておられましたから、さらに腫れが大きくなっ てお気の毒でしたが、後日、「自然になりました。ありがとうございました」とメールをくださいました。
僕が手術したわけではないのですが(笑)。
仕上がりを実感されて、毎朝アイプチのためにかかっていた時間が削減できて、まぶたのかぶれが治って、プールに入っても二重まぶたの状態が当たり前になっ た頃、受けてよかったと感じられるのだろうと思います。二重まぶたの手術は簡単ですが、患者さんによって経過やその受け取り方に差があるという意味では美 容外科医にとっては難しい手術だと思います。