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脂肪吸引などの美容整形ならフォレストクリニック

大宮と銀座にある美容外科フォレストクリニック院長、藤井一久のコラム。
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院長:藤井一久
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第36回 「いつも気を配っておかないといけないこと」

僕は指の爪の長さにこだわっていまして(笑)、1週間に1回は爪を切っています。
長いのはもちろん駄目ですが、短くても駄目なんです。
美容外科の手術では細かい作業が多いですから、指先の感覚が大事になることも多いんですね。たとえば脂肪吸引では、手術中に脂肪を吸引しながら手のひらや 指の腹を使って、手術部位をつまんで脂肪層の厚みを確認したり、吸引した部分の皮膚に手のひらをスライドさせて凹凸がないか調べながら手術を進めていきま すし、豊胸術ではインプラント(シリコンのバッグのことです)を挿入するために剥離したスペースを、指先でそれが適切かどうかを確認します。創部を縫合す る時も指を使いますから、爪の長さというのは地味ですけど(笑)、手術をスムースに進行させるためには大事な要素になるんですね。
忙しくても爪切りだけは忘れませんし、これは僕に限らず美容外科医であれば誰でも気にかけていることだと思うのですが、先日、僕自身が患者さんに対してもっと配慮しないといけなかったなと思うことがありました。

この季節になりますと、寒くなってきて手も冷たくなりますね。
患者さんの診察をする前は必ず手を洗いますが、忙しい日があって、次の患者さんを待たせているという事情もあり、診察が終わってすぐに手を洗ってから次の患者さんのところに向かいました。
次の患者さんの患部に触れた時に患者さんの体がぴくっとなって、その患者さんは何もおっしゃいませんでしたが、その時僕は、自分の手が冷たかったんだなと気づきました。
考えてみれば、手を洗いながら自分の手を温めたとしても、そのための時間なんて1分も必要ないんです。1分を惜しんで患者さんに不快な思いをさせるより も、1分長く待ってもらったとしても気分よく診察を受けてもらうべきだったと反省しました。
僕が忙しいことは患者さんには関係ないことですし、スタッフには患者さんのことを一番に考えて欲しいと普段からお願いしているのに、僕が実践していなかったということになります。

学 生時代の話ですが、内科の臨床実習の際に教官から、『患者さんに聴診器を当てる時は手の中で聴診器を温めてから患者さんのところに向かいなさい。それが礼 儀というものです。』と教えられました。学生の時は患者さんを診察させていただくのも緊張の連続でしたから、聴診器が汗で湿っていたこともあったと思いま す(笑)余計に失礼なことでした(笑)
今回の件は大事なことを忘れていたんですね。でも、とても基本的なことですし、忘れてはいけないことでもありました。
僕やクリニックの事情よりも、患者さんが快適に診察を受けられることを優先させる気配りのほうが大事ということを思い出すことができました。

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