中庭のある家の外観・内装・間取りを【実例画像付き】で解説

憩いの中庭のある家 内装1(積水ハウス)

おしゃれな家と聞いて「中庭のある家」をイメージする人も多いのではないでしょうか。

中庭のある家って本当に素敵ですよね!誰もが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか?!筆者も中庭のある家は大好きです。

中庭はただあるだけで余裕を感じさせる造作。おしゃれで室内に開放感を与えるうえ採光も確保しやすくなります。中庭に緑の植物を置くだけでもワンランク上のおしゃれな居住空間を演出できますよ!

このページでは中庭のある家の特徴やメリット・デメリットをまとめるほか、中庭のある家の外観・内装・間取りの実例画像をたくさんピックアップしていきます。

当ページをご覧になればおしゃれで素敵な「中庭のある家」のイメージが固まると思いますよ。是非参考にしてくださいね!

中庭のある家とは

「中庭」とは家の内部の囲まれた空間にある庭のことをいいます。

中庭は家の中とも外ともいえるプライベートな空間で、ご近所からの視線を気にすることなく寛げます。お子様を安心安全に遊ばせることもできますし、ご近所さんに迷惑をかけずに煙草を一服…なんてことも思いのまま。

広さのある中庭なら、天気の良い日に友人を招待してバーベキューパーティーをするのも素敵ですね!中庭のある家に友人を招待すれば「おおー!」と歓声があがること請け合いでしょう!

また中庭があることで家の中全体に明るい自然光を採り入れられるため、全の中全体が非常に明るくなるほか、風通しも抜群によくなります。

気候の良い時期なら、中にはの窓を開け放って自然な風を家の中に取り入れられるのも嬉しい特徴です。中庭があるだけで、日中は常に明るい日差しが差しこむ開放的な室内環境となることは間違いないでしょう。

中庭のある家の外観・内装・間取りの実例画像

それでは実際に中庭のある家の実例をみていきましょう。文章で解説するよりも実際のサンプルイメージをご覧頂く方がわかりやすいですからね。この項目ではさまざまな中庭のある家のイメージをピックアップしていきます。

中庭を囲む家 内装・間取り(住友林業)

中庭のある家 内装(住友林業)
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/】

木造大手ハウスメーカー「住友林業」の中庭を囲む家の建築実例です。ロの字型に建物と塀で囲まれた中には家族だけのプライバシー空間です。家の真ん中に中庭を配することによってどの部屋も明るい採光を確保できます。中庭のシンボルツリーが非常におしゃれですね。

中庭のある家 内装・間取り(オークヴィレッジ木造建築研究所)

中庭のある家 内装・間取り1(オークヴィレッジ)

中庭のある家 内装・間取り2(オークヴィレッジ)

中庭のある家 内装・間取り3(オークヴィレッジ)
画像出典:オークヴィレッジ木造建築研究所【https://www.oakv.co.jp/】

岐阜県と東京都でデザイナーズ住宅を手掛けるオークヴィレッジ木造建築研究所の中庭のある家です。中庭をリビング・浴室・寝室が取り囲むような配置としてあり、どの部屋からの中庭からの光が取り入れられる設計になっています。開口部は大きなガラス面。どの部屋からも美しいみどりのある中庭を見ることができるおしゃれな住まいです。

憩いの中庭のある家 内装・間取り(積水ハウス)

憩いの中庭のある家 内装1(積水ハウス)

積水ハウス 憩いの中庭のある家憩いの中庭のある家 内装2(積水ハウス)

憩いの中庭のある家 間取り(積水ハウス)
画像出典:積水ハウス【https://www.sekisuihouse.co.jp/】

大手ハウスメーカー「積水ハウス」の中庭のある家の建築実例です。
左右に分かれた居室を2階部分を通るブリッジでつなげる大胆な設計。ブリッジの下にソファー・テーブルを設置し、半屋外でありながら雨に当たらない快適な空間に仕上げています。ブリッジ部分の板張り天井も非常におしゃれですね。

大きな中庭のある家 内装・間取り・外観(重量木骨の家:テラジマアーキテクツ)

大きな中庭の家 外観・内装(テラジマアーキテクツ)
画像出典:重量木骨の家:テラジマアーキテクツ【https://www.terajima.co.jp/】

重量木骨プレミアムパートナー「テラジマアーキテクツ」が手掛ける大きな中庭のある家です。家の中心に配した大きな中庭は「余裕」を表し、家の高級感・重厚感を底上げします。お子様を安全に遊ばせるスペースとしても十分に広い第二のリビングです。

コの字型の中庭がある家 内装・間取り(大輪建設)

コの字中庭の家 内装(大輪建設)

コの字中庭の家 中庭(大輪建設)
画像出典:大輪建設【https://oowa.co.jp/】

滋賀県の建設会社「大輪建設」の手掛けたコの字型の中庭が素敵な邸宅です。ダイニングキッチンとリビングは中庭を囲むようにL字型の空間になっています。中庭を通ることもできますので、回遊動線にもなりますね。リビングからつながるコの字型の中庭にはウッドデッキを敷いて憩いの空間に。中庭があることによってどのお部屋にも明るい採光が入ります。

らせん階段のある中庭 内装・間取り・外観(アーネストアーキテクツ)

らせん階段と中庭のある家 内装・中庭(アーネストアーキテクツ)

らせん階段と中庭のある家 中庭(アーネストアーキテクツ)
画像出典:アーネストアーキテクツ【https://earnest-arch.jp/】

高級デザイナーズ住宅注文のアーネストアーキテクツの建築事例です。シンボルツリーを配した広い中庭は高級感と余裕感抜群のスペースです。らせん階段をのぼり二階のバルコニーへ上がれば中庭を見下ろすこともできます。屋外の空気感を感じる家族だけのプライベート空間があるのは素敵ですね。

中庭のある家のメリット

中庭のある家のサンプルイメージをご覧になってイメージはわきましたか?おしゃれで余裕を感じさせる中庭は本当に素敵ですよね!

それでは次に中庭のある家のメリット(良いところ)とデメリット(悪いところ)についてもっと詳しくチェックしていきましょう!

まずは中庭のある家のメリットからです。

中庭のある家のメリット
  • プライベート空間の庭
  • 中庭によって余裕感・高級感を感じられる
  • 家の中全体に明るい光を取り入れられる
  • 風通しが抜群によくなる
  • 効率的な生活動線が実現しやすい

プライベート空間の庭

中庭の最大のメリットは、家族だけのプライベートな庭を確保できる点でしょう。敷地条件にもよりますが、通常の庭は建物に囲まれているわけではないので、外部からの視線が多少気になるケースも多いです。

「コの字型の中庭」は完全にプライベートな空間ではありませんが、目隠しを付けることはできますし、建物に完全に囲まれた「ロの字型の中庭」ならば外部からの視線を一切気にする必要のない家族だけのプライベートな庭です。

小さいお子様を安全に遊ばせることもできますし、広さ次第で友人たちを招いてバーベキューパーティーもできてしまいます。家の中に家族だけのプライベートが確保された庭があるのは特別感もあり嬉しいものです。

中庭によって余裕感・高級感を感じられる

中庭は敷地面積に余裕があってはじめて作ることのできる最高のプライベート空間です。中庭がある家というだけで「余裕感」を感じさせ、その余裕は家全体に「高級感・重厚感」を演出してくれます。

例えばご友人が新築マイホームを建てたとして「中庭がある」と言われたらびっくりしますよね?!どれだけ広い家なんだろう?中庭のある家なんてスゴイな!こんな風に思う方が多いはず。

中庭のある家はただそれだけで高級感を感じさせる間取りなのです。「中庭のある家」に住んでいるというだけで特別感を感じられるのもメリットの一つと言えるでしょう。

家の中全体に明るい光を取り入れられる

中庭は建物に囲まれるように「庭(外部空間)」を配置する間取りです。中庭には屋根がありませんので、もちろん日当たりを確保しやすくなります。家の中心部にドーンと中庭を配置し、間取りを工夫すれば家の全てのお部屋を日当たりバツグンの環境にすることも難しくないでしょう。

隣地の家と距離が近い敷地条件や北向きの敷地条件などは、中庭を配置して採光を確保するのが有効なパターンもあるでしょう。

家のなか、全てのお部屋で採光を確保しやすいのは中庭のある家の大きなメリットと言えるでしょう。

風通しが抜群によくなる

前述のとおり中庭は家の内部に配置される庭です。家の中心部に中庭があれば、どのお部屋にも内部から風を取り込むことが可能です。気候のいいシーズンにはエアコンや床暖房に頼らず、窓を開放して自然な風を感じるのも気持ちが良いですよね!

中庭があることによって日当たりだけでなく、どのお部屋も風通しがバツグンに良くなることも、中庭のある家の大きなメリットと言えるでしょう。

効率的な生活動線が実現しやすい

中庭を家の中心にドーンと配置することで効率的な生活動線を確保しやすいメリットがあります。家の中を移動する時に中庭を通ることでショートカットできるからです。ただし、中庭を通る際にいちいちサンダルなどを履く手間はありますが。

中庭のある家のデメリット

中庭のある家はたくさんのメリットがありますが、良い点しかないわけではありません。中庭のある家にもデメリットは存在します。

中庭のある家を建てるならば、中庭のデメリットもしっかり把握しておくべきでしょう。中庭のある家のデメリットは以下の通りです。

中庭のある家のデメリット
  • 価格(建築コスト)が高くなる
  • 居住面積を圧迫する
  • 断熱性が悪化する
  • メンテナンス・お手入れの手間がかかる
  • 中庭の「排水・水はけ」には注意が必要

価格(建築コスト)が高くなる

ハウスメーカーや建築会社によってピンキリではありますが、

建物はシンプルな形状であるほど建築コストが安くなるもの。中庭を造る間取りは外周壁の面積が増えますし、窓がたくさん必要になることからシンプルな形状ではありません。建物の外周壁には断熱材を敷き詰める必要があり、また窓は家のなかでもっとも熱が逃げやすい箇所ですから、窓が多い中庭のある家は断熱性能の高い窓ガラス・窓サッシが推奨されています。

これらの要因から、基本的に中庭を造る間取りは価格(建築コスト)が高くなります。建築コストが高くなってしまう点は中庭のデメリットと言えるでしょう。

居住面積を圧迫する

中庭には「居住空間の面積を圧迫する」という大きなデメリットがあります。

そもそも中庭は「家の中の本来、居住空間だった箇所をくり抜いて庭にする」ということ。ですから中庭は当然、室内の居住空間を圧迫します。室内の居住空間が十分でないのに無理して中庭を作るのは少々ナンセンスかもしれません。中庭をつくるには敷地面積に余裕があることが大前提と考えるべきです。

しかし「中庭=敷地をぜいたくに使う」という前提条件があるからこそ「中庭のある家」は、ただそれだけで「余裕」を感じさせ、おしゃれな家という印象を与えるのでしょう。

断熱性が悪化する

前述しましたが、中庭を造ることによって家の窓の数が多くなります。窓の数が増えることで日当たりや風通しはバツグンに良くなりますが、窓が多いということは家のトータル的な断熱性能の低下にも繋がります。

窓は家の中でもっとも「熱損失」の大きな箇所です。窓の断熱性能が悪いと夏はせっかくエアコンで冷やした室内空気も窓から逃げてしまいますし、冬も同様。せっかく暖めた室内の空気が窓から逃げてしまいます。

せっかくおしゃれな中庭のある家を建てても「夏は暑く冬は寒い」のではスマートじゃありませんよね。中庭のある家を建てるのであれば、窓断熱の仕様はもちろん家のトータル的な断熱性能はしっかりと重視しておくべきでしょう。

中庭の「排水・水はけ」には注意が必要

マイホームに中庭を設けるならば、排水・水はけについてはしっかりと考えて作らなければなりません。特に中庭とリビングの繋がりを重視して床面をフラットにすると、少しでも水はけが悪いと大雨の時に室内に水が侵入してきてしまう可能性もあります。

特に完全に建物に囲まれた「ロの字型の中庭」は排水の通り道はしっかりと確保し、ゴミやホコリなどで詰まってしまわないように定期的にメンテナンスすることを忘れないようにしましょう。

メンテナンス・お手入れの手間がかかる

中庭は排水の通り道がゴミなどで詰まってしまうと水の逃げ場がなく室内に水が浸入してしまう恐れがありますので、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。また、中庭に芝生や植栽など緑を植える場合はこちらのお手入れ・メンテナンスの手間・費用が必要となります。

せっかくの中庭ですから常にキレイにしておきたいですよね。ですが、常に切キレイな状態を保つには手間もお金もそれなりにかかる可能性があることを理解しておきましょう。

おしゃれな家 中庭のある家のまとめ

いかがでしたでしょうか。中庭のある家の特徴・魅力は伝わりましたか?
中庭のある家は余裕感・高級感が格別で、日当たり・風通しもバツグン。家族だけのプライベートな空間で太陽の日差しを浴びながら、のびのびとくつろぐことができるのは中庭ならではの楽しみ方でしょう。

中庭のある家を得意としているハウスメーカーはたくさんございますので、おしゃれで高級感のある中庭のある家を建てたいならば、ぜひいろいろなハウスメーカーをチェックしてみてくださいね!

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