和風の家の外観・内装・間取りを【実例画像付き】で解説

和風の家 外観(グランハウス)

おしゃれな家と聞いて、和風の家を思い浮かべる方はあまり多くはないかもしれませんが、和風の家もこだわれば物凄くおしゃれに仕上げることが可能ですよ。

特に広い敷地面積を確保できる場合は「和風の家」はオススメです。広い敷地面積にゆったりと建てられた和風の邸宅は絵になります。ゆとりのある敷地に四季を感じられる日本庭園や縁側を設けた和風の邸宅は「堂々」そのもの。ズバ抜けた高級感をかもしだすでしょう。

このページでは「和風の家」とはどういう住宅なのか?和風の家の特徴やメリット・デメリットをまとめるほか、おしゃれな和風の家の外観・内装・間取りの実例画像をたくさんピックアップしていきます。

このページをみればおしゃれな和風の家のイメージが固まると思いますよ!

和風の家とは

準和風の家 外観(大輪建設)
画像出典:大輪建設【https://oowa.co.jp/works/04/】

和風の家とは、日本古来から脈々と続く伝統的な和のデザインをふんだんに採り入れた住まいのことをいいます。

和風の家というと、古臭い印象を持つ方もいるかもしれませんが、和風の家もおしゃれにこだわれば非常にシブくてかっこいいマイホームになりますよ。特に和風の家特有の瓦屋根や、深い軒、縁側や日本庭園などを採用することで、近隣住宅とは一線を画す高級感ある邸宅に仕上げることも可能です。

純和風の邸宅もいいですが、現代の暮らしやすい性能を基本としながら、アクセントに和のテイストを取り入れた「和モダンの家」も人気があります。

それでは「和風の家」の特徴をみていきましょう。

設計自由度が高い在来工法

在来工法
画像出典:日本住宅【https://nihonjyuutaku.co.jp/zairai-kouhou/】

和風の家は、ほとんどのケースで日本家屋に古来から採用されてきた木造軸組み工法(在来工法)が採用されています。

木造軸組み工法は「設計自由度の高さ」が魅力です。木造軸組み工法を採用した和風の家は間取りの自由度が高く、天井の高さを高くすることや大開口の窓や縁側などの広々と開放的な空間を実現しやすいと言えるでしょう。

また、木造軸組み工法は、ツーバイ工法と比べて耐震性の面ではやや劣ると思われがちですが、軸組み工法でもしっかりと構造計算され適切に耐力壁が配置された構造体であれば問題なく耐震等級3(最高等級)を取得できるため、耐震性の面で単純に劣っているわけではありません。しっかり構造計算されて造られた在来工法の建築物ならツーバイ工法にも高い耐震性能をもつと言えるでしょう。

真壁造り

真壁造り 内装(サイエンスホーム)
画像出典:サイエンスホーム八戸【http://sciencehome-h.co.jp/】

「真壁造り(しんかべづくり)」という建築工法はご存知でしょうか?

真壁造りとは、木造軸組み工法の一種で柱や梁などの構造材を隠さずに露出させる伝統的な工法のことです。

本格的な和風の家は柱が露出した「真壁造り(しんかべづくり)」のものも多いです。

例えば真壁造りの代表的建築物といえば、世界最古の木造建築物「法隆寺」が有名です。世界最古の木造建築物に使われている伝統工法が、マイホームにも活用されると考えればロマンを感じずにはいられませんね。

法隆寺だけでなく、1000年以上前に建てられた日本の寺社仏閣はほとんどが真壁づくりで建てられています。真壁づくりを採用した和風の家はインテリアにもグッと和風になり趣のある邸宅に感じられると思いますよ。

また木材は空気中の湿度が高い時は水分を吸収し、湿度が低い時には水分を放出する調湿性能を持っているため、柱や梁などが露出している真壁造りの家は、室内の湿度が自然と調湿され快適な空気環境となると言われています。

ただし真壁造りは柱や梁を壁の内部に隠す「大壁造り」と比べると断熱性・気密性・防火性の面では劣ると言われています。

最終的にはデザインだけでなく、住宅性能まで加味したうえでどちらの工法が条件に合っているかを考えて判断するようにしましょう。

和風の家の特徴

和風には独特の特徴がいくつかあります。次は和風の家の特徴をみていきましょう。

瓦屋根

瓦屋根

和風の家の外観といえば、やはり目に留まるのは独特の美しさと重厚感を誇る「瓦屋根」です。瓦屋根にするだけでグッと和の趣が増して、高級感のあるおしゃれさを演出することができるでしょう。

和風の家に良く似合う重厚感のある「瓦屋根」は性能面でも非常に優秀です。

瓦屋根は耐久性が非常に高く、塗り替えメンテナンスも必要ありません。物理的な衝撃で割れてしまわない限り、ほぼ半永久的ともいえる耐久性を有しています。唯一の弱点は重量があるため、相対的に地震の負荷を受けやすいことくらいです。とはいえ、最近の注文住宅は耐震性能も非常に重視されて建てられていることがほとんどです。耐震等級3(最高等級)を取得していれば、地震に関してはそれほど心配しなくても大丈夫でしょう。

深い軒

深い軒の家 外観(山口工務店)
画像出典:山口工務店【https://www.yamaguchi-co.co.jp/】

和風の家といえば「深い軒(のき)」も特徴の一つです。

軒とは「住宅の外壁よりも外側にせり出した屋根」を言います。建物の外壁よりも屋根部分が突き出しているため、雨や雪、日差しなどを遮ることができます。雨や雪を防いでくれるため、ベランダに洗濯物を干しても雨にほとんど濡れません。台風の時のような横殴りの雨でない限り、雨の心配をしないですむのは嬉しいものです。

また軒は強い日差しを遮ってくれるため夏でも室内が涼しく保ちやすく、また外壁にあたる紫外線をカットしてくれるため外壁の寿命も長持ちしやすいです。

それになんと言っても深い軒がある和風の家は、それだけで重厚感が増しおしゃれにみえるものです。
ただし、深い軒は日差しをさえぎってくれる反面、室内の採光は取り入れにくいため、昼間でも室内が暗くなりがちです。

内と外が繋がる造り(縁側など)

縁側のある家 外観(里やま工房)
画像出典:里やま工房【https://www.satoyamakobo.com/】

和風の家といえば「縁側」を思う浮かべる方も多いのではないでしょうか?

縁側とは室内と庭(外部)との間にある板張りの空間のことです。建物の内と外をつなげる緩衝地帯とも言えますね。

縁側はゆとりのスペースでなおかつ和風の家に非常にマッチする造りですので、近年の洋風のマイホームではあまり見られなくなりましたが、敷地面積に余裕があって和風の家がお好みであればぜひ採用を検討したい造作です。

室内にいながらにして庭の景色や季節感を楽しめますし気候の良い時期に縁側でお茶を飲んだり、お昼寝をしたりするのは心休まるひと時と言えるでしょう。

また縁側があることによって、家の中の風通しはバツグンに良くなります。

ただし、縁側をつくるのであれば外側に塀を設けるなど、他人の目線を遮る工夫は必要不可欠です。せっかく造った縁側も、他人の目線が気になって利用できないのではもったいないですからね。縁側のような開けた造作を採用するならばプライバシーを守る工夫やセキュリティ面での工夫は必要であることを覚えておきましょう。

和風の家の外観・内装・間取りの実例画像

文章で解説するよりも、和風の家の実例をご覧になった方がイメージしやすいと思います。この項目ではさまざまな「和風の家」の外観・内装・間取りの実例画像をピックアップしていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

和風の家 外観(一条工務店:百年)

一条工務店 百年 外観
画像出典:一条工務店【https://www.ichijo.co.jp/lineup/hyakunen/】

こちらは高気密・高断熱・高耐震と非常に住宅性能の高い家を手掛ける一条工務店の純和風邸宅モデル「百年(ひゃくねん)」です。日本の伝統的な瓦屋根と継ぎ目のない美しい塗り壁が重厚感を演出していますね。純和風の邸宅は広い庭とも相性バッチリ。一条工務店の百年は純和風のデザインがおしゃれですが、デザインだけでなく住宅性能も優秀です。

和モダンの家 外観(一条工務店:百年)

一条工務店 百年 外観(和モダン)
画像出典:一条工務店【https://www.ichijo.co.jp/lineup/hyakunen/】

こちらも一条工務店の和風モデル「百年(ひゃくねん)」ですが、こちらは少しモダンなテイストを取り入れた「和モダンの家」です。瓦屋根でなくとも門構えや窓枠に和風のものを採用すると、和のテイストを少し抑えつつも落ち着きのあるおしゃれな風格ある家を演出できます。

和モダンの家 外観(いえラボ)

和モダンの家(いえラボ)
画像出典:いえラボ【https://ie-labo.co.jp/】

こちらは群馬県の工務店「株式会社 三山建設(いえラボ)」が手掛けた和モダンテイストの家です。庭とつながる長い縁側がおしゃれで素敵ですね!縁側によってリビングの採光も大きく確保できそうです。

和の家 外観(グランハウス)

和風の家 外観(グランハウス)
画像出典:グランハウス【https://granhouse.co.jp/works/p218/】

岐阜県の一級建築事務所「グランハウス」による和の家です。継ぎ目のない美しい塗り壁に丸い窓と格子の目隠しが非常におしゃれで印象的です。ムダをそぎ落としたシンプルで美しい邸宅です。

和風の家 外観(住友林業:和楽)

和楽 外観(住友林業)
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/ie/lineup/waraku/】

大手ハウスメーカー「住友林業」が手掛ける新しい和のスタイルをコンセプトにした「和楽」シリーズの邸宅です。軒や庇を深くすることで安定感のある水平線が美しい陰影を生み出し、重厚感を演出します。広い敷地面積にどっしりと構える堂々たる和風の邸宅はおしゃれで素敵ですね。

和モダンの家 外観(住友林業:和楽)

和モダンの家 和楽 外観(住友林業)
画像出典:住友林業【https://sfc.jp/ie/lineup/waraku/】

こちらも大手ハウスメーカー「住友林業」が手掛ける「和楽」シリーズの和モダンスタイルの外観実例です。日本建築独特の深い軒をそのままに、ボックス形状や丸い窓などを組み合わせることでモダンな雰囲気も演出できます。水平線・垂直線、なだらかな屋根などシンプルな線で構成されるデザインはどことなく日本のわびさびを感じさせます。

正統和風の家 外観(谷川建設)

故郷 外観(谷川建設)
画像出典:谷川建設【https://www.tg-k.jp/residence/lineup/kokyo/】

九州を中心に人気を誇る「谷川建設」の手掛ける「故郷(こきょう)」シリーズの家です。谷川建設は気象な木曽檜(きそひのき)材をふんだんに使った木の香りのする正統和風のデザインが人気。日本家屋の伝統的な技術を駆使しどっしりとした邸宅は重厚感・高級感ともに抜群です。

真壁造りの家 外観(サイエンスホーム八戸)

真壁造りの家 外観(サイエンスホーム)
画像出典:サイエンスホーム八戸【http://sciencehome-h.co.jp/project/】

真壁造りの家を得意とするサイエンスホームの手掛ける邸宅です。柱があらわになった真壁造りの家は、どことなくレトロでありながら無骨さも感じます。格子をあしらった外観がおしゃれですね。和風の家のなかでも「真壁造りの家」はほかにはない風格を演出できます。

和風の家のメリット

和風の家のメリット(良いところ)とデメリット(悪いところ)についてもっと詳しくみていきましょう。まずは和風の家のメリット(良いところ)から解説していきます。和風の家のメリットは以下の通りです。

和風の家のメリット
  • 落ち着いたおしゃれな外観
  • 畳の空間は居心地が良い
  • 自然な吸音性能・調湿作用を期待できる

それでは和風の家のメリットから順番に解説していきます。

落ち着いたおしゃれな外観

和風の家の最大のメリットといえば、やはり「落ち着いた雰囲気のおしゃれな外観」ではないでしょうか。

近年では和風の新築一戸建ては数が減っていますが、だからこそ堂々たる和風の邸宅を新築すればご近所でも評判の家になるはずです。

本格的な和風の家は瓦屋根、深い軒、日本庭園などが造作のひとつひとつに重厚感があり、全体的に高級感を醸し出すものです。

また和風の家は日本の生活様式を反映させた伝統的なスタイル。流行に左右されない普遍的なデザインでもあると言えるでしょう。

和のスタイルが好みの方にはたまらないでしょう。
また敷地面積に余裕があれば、家を新築した後も庭造りなどの楽しみがあります。庭を自分好みに造り上げていくのも和風の家ならではの醍醐味と言えるのでは?

室内にいながら外を感じられる

前述したとおり、和風の家といえば縁側が魅力的ですね。

家の内と外をシームレスにつなげる空間造りは家のなかを広く感じさせる効果があり、非常に開放的な空間を実現できます。

和風の家でなくとも、リビングとウッドデッキがシームレスに繋がる開放的な空間を採用しているマイホームは多いですが、室内と室外をつなげる空間は日本古来からある「縁側」が元になっていると言えるかもしれません。

畳の空間は居心地が良い

和風の家といえば畳の部屋ですね。

旅館などで畳の部屋があると、真っ先に寝転んで畳独特の心地よさを堪能したいという方も多いでしょう。畳の部屋は趣がある落ち着いたおしゃれさも魅力ですが、それ以上に居心地の良さが魅力です。

畳は適度な柔らかさで歩きやすくそのまま寝ころんでも快適で、空気を含んでいるため床の冷たさも感じにくいのが特徴です。また自然素材のイグサを使っていることから、調湿効果もあるうえ、イグサ独特のリラックス効果のある独特な良い香りも素敵です。

居心地の良い和室の部屋をぞんぶんに楽しめるのも和風の家のメリットと言えるでしょう。

自然な吸音性能・調湿作用を期待できる

施工会社にもよりますが、本格的な和風の家を手掛けるハウスメーカー・建築事務所では住宅部材に無垢材木材などの自然素材を採用するケースも多いです。畳や無垢材などの自然素材をふんだんにつかった和風の家は、素材が本来もつ吸音性能や調湿効果を期待できるため快適な暮らしやすさを感じることができるでしょう。

特に柱や梁などが露出した「真壁づくり」を採用すれば、より調湿効果を感じられるかもしれません。

和風の家のデメリット

次は和風の家のデメリットをピックアップしていきます。

どんなスタイルの家もメリット(良いところ)しかないということはありません。メリットとデメリットの両方を把握し、より自分に合う住宅スタイルを見極めることが後悔しないマイホームを建てるコツと言えるでしょう。

和風の家のデメリットは以下の通りです。

和風の家のデメリット
  • 障子やふすまを使うと気密性・断熱性・遮音性が低下
  • 狭小地にはあまり向いていない
  • 庭や縁側にこだわるとメンテナンス費用がかかる

それでは和風の家のデメリットも順番に見ていきましょう。

障子やふすまを使うと気密性・断熱性・遮音性が低下する

和風の家は、通気性の良い間取りが多く縁側など室内と室外がシームレスに繋がる開放的な空間がおしゃれですが、気密性・断熱性の面ではやはりビハインドがあります。

また和風の家は、内装にも障子やふすまなど紙の間仕切りで空間を区切るケースも多いですが、障子やふすまの間仕切りも気密性・断熱性の面では比較的弱いです。

1年中過ごしやすい家に住みたいのならば、住宅の気密性・断熱性はとても重要です。本格的な和風の家にする場合は、ツーバイ工法で建てられた家などに比べると気密性・断熱性の面で弱体化する可能性があることは覚えておきましょう。

庭や縁側にこだわるとメンテナンス費用がかかる

和風の家にこだわると庭園や縁側にもこだわりたいもの。もちろん、こだわればこだわるほどおしゃれで重厚なものにはなりますが、庭園や縁側にこだわればメンテナンス費用などもかさむ可能性があります。庭の木々は植木屋さんを定期的にお願いするか、自分でキレイにカットしないとすぐに伸び放題になってしまいます。それらのメンテナンス費用はあらかじめしっかりと確認しておくべきでしょう。

狭小地には向いていない

和風の家の堂々たる雰囲気は「広い敷地面積があってこそ」です。

正直なところ、敷地面積が広くないと狭苦しさが際立ってしまうのが和風の家のデメリットと言えるでしょう。和風の家は、縁側や庭なども魅力の一つですが、これらの造作も他人の目線を遮る工夫が必要です。目隠しに塀を造るのにも「広い敷地面積」は必要と言えるでしょう。

狭小地にマイホームを建てる場合は和風の家は難しいかもしれません。

おしゃれな家 和風の家 まとめ

「和風の家」は外観・内装ともに落ち着いたおしゃれさがあり、好みの方にはたまらないデザインですよね。和風の家は日本の伝統的なスタイルですので、流行に左右されることも少ないでしょう。また設計自由度が高く風通しの良い在来工法で建てられた家は、日本の気候風土にも適しています。

ただし、和風の家は気密性・断熱性の面では、近年の一般的な一戸建て住宅と比べてややビハインドがあるため、候補のハウスメーカー・建築事務所に目星をつけたら必ずカタログスペックで比較するようにしましょう。

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